大人の階段を登り始めた、我が家の子供達。それを見守る母親のbitter&sweet ambivalentな気持ちを、綴っています。


by riro12
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思春期をめぐる冒険

こちらに書くのも久しぶりになってしまいました。
書ける時に、ぼちぼちと書いていきます。

娘が花のJK(女子高校生)になって、もう三月たちました。
テニス部に入り、部活帰りには友人とマックに寄ったり、
休みの日にはみんなでカラオケに行ったり、
イマドキのJKとして、楽しくやっているみたいです。
彼女は、考えるよりもまず行動するというタイプ。
加えて、現実適応力が高いので、あんまり悩まずに日々を
過ごしていけるのです。
タフでもあり、家では完全におやじ化してますが…。

同じ学校ということもあって、娘の高校生活を見ていると、
長男くんの高校時代を思い出し、つい比べてしまいます。
思えば彼の高校生活は、なかなかスリリングでした。
彼は反対にナイーブで、考えて答えが出ないと行動できないタイプ。

そんな彼は、高校時代、突然、村上春樹の言うところの「思春期危機」に襲われたごとく、
「ねじまき鳥…」にでてくるような、深い深い井戸の底に沈んでしまった一時期が
ありました。
そこで何かを考えたのか、それとも考えるのをやめたのか。
長いことかかって、やっと下ろした縄梯子を登ってでてきた時は、
今までの自分の価値観をすっかり変えてしまっていたような気がします。

それはもしかして、今まで親やその他の人から与えられた価値観を捨てて、
自分の価値観に作り直す作業だったのかもしれません。

「頑張ること」がデフォルトの学校で「頑張らないこと」を選択せざるを
得なかった彼は、そうしなかったら自分を守れなかったのだと思います。

井戸の底にいる時も、学校には行っていたし(遅刻ばかりで、授業中は寝ていても)、
担任は何も言わずほっといてくれて、友達も普通に接してくれていたので、
最終的にでてこれたのだと思います。
その時、金八先生みたいな担任が、井戸の底に降りて行って、
ひっぱりあげようとしてくれなくて、本当に良かった。
井戸の周りで、友人に「早くでてこい」とか叫ばれなくて本当に良かった。

その当時は心配しすぎて、具合が悪くなった私も、今思えば、
井戸の底には、本人が、いたいだけいなくてはいけなかったのだと。
そういう時期がどうしても必要だったのだということが、
わかってきました。

この記事のタイトルと同名の本があります。副題が、心理療法と村上春樹の世界。
著者はカウンセラーの方です。(文庫)
村上春樹の本は、私には難しくて読み切れないことも多いのですが、この本を読むと、
思春期はまさに恐ろしい大変な時期で、冒険をするごとく大変革が心の中で起こっていること、
それははたから見て、まったくわからないということが、初めて理解できました。
それもずっとあとになってからのことです。この本もそんな時に読みました。
渦中にいる時は、親も子も夢中です。

大学生になって、ひとつ山を越えたのか、今長男くんは、落ち着いた毎日を送っています。
少しは大人になったのでしょうか。
イマドキの大学生らしい生活をしながらも、
自分というものが以前よりは、わかってきたように思えます。

相変わらず、草食系の所は変わりませんが・・・。
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# by riro12 | 2010-06-09 16:32 | 子供たちのこと

赤いズボン

すっかりご無沙汰しています。
その間に年度も変わり、我が家の子供たちもそれぞれのステージで、
元気にやっています。

長男くんは、筆舌に尽くしがたい大変な数ヶ月?を経て(色んな意味で)、
何とか大学生になりました。
学部は工学部
そう、彼は理系の男です。

幸い彼の学科は、工学部の中でも、もっとも女子率が高い学科で、
ざっと見積もって3割は女子がいるそうです。
奇跡の割合です。
得意げに同じ理系の他学科に進学した友人たちに、自慢しまくっている様子。

ところで今、理系の男ブーム(漫画で)がキテるらしい。
そしてそこからは、理系男子=めがねくん、まじめ、いつも同じ服装etcが
共通イメージのようだが、実際はかなり違うようだ。

思ったよりもめがね率は低く(コンタクトが普及か)、服装もおしゃれな子が多いんだそうです。
ちなみにわが息子は、春休み中に大学生活に備えて、わざわざ渋谷や原宿まで
洋服を買いに行っていた。渋谷、原宿ってベタ過ぎ・・・。

そんなこんなの大学生活(理系編)は、
普通のどこにでもいるような、イマドキの男子学生がいっぱいだった様子で、
長男君も私もちょっとホッとしたのでした。

それを証明するようなエピソードをひとつ。

今のところ、毎日着ていく私服に一番頭を悩ませている長男くん。
ある朝、いつものズボンのローテーションのストックが切れた。
しかたがないので、その日は、高校時代のバンドのライブで衣装として着た、
赤い(えんじ色に近い)ズボンをはいていくことにした。
赤いズボンに合わせる上の服は、やはりそれなりにそれっぽくならざるを得なかった。

帰宅した長男君に、「そういえば今日の服装、学校で浮いてなかった」と聞く。
彼はえっ、どうしてというような顔して言った。
「友達に、おっ今日ズボンおそろいだな、って言われた」

そうですか、その友達のズボンもでしたか・・・・。
その日を境に、その赤いズボンも普通にローテーション入りしていたのは、
言うまでもない。
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# by riro12 | 2009-04-26 20:42 | うちの大学生男子のこと
週末、息子の高校最後の文化祭が終わりました。

高三の秋、文化祭にバンドで出演する息子達は、
夏が終わっても、まだ受験生ではありませんでした。
この文化祭が終わるまで、ずっとお預け状態です。

息子達のバンドは、二日間で2ステージのライブをやりました。
一回、一回、せいいっぱい燃えたステージ。
それは限られた時間の中だからこそ。そう実感されるものでした。

そして最終日の夜。
後夜祭で、毎年恒例のバンドライブ。
息子達のバンドも、その中の一バンドとして、
全校生徒の前で、最初で最後の演奏でした。

この日を目標に、練習を重ねてきた息子達。
二年越しの夢は、ようやくかないました。

これが高校最後のステージでした。


後夜祭は、外部の人は見れないので、どんなことがそこであったのかは、
わかりません。

だけど息子の断片的な言葉から、バンド仲間たちによって書かれたものから察するに、
そこには、何かものすごいことが起きていたようです。

盛り上がったとか、サイコーだったとか、
そういう言葉でひとくくりにできないような何かが。

終わった後、みんな泣いて、抱き合って・・・。


この数日で、息子も仲間たちも、何だか大きく変わったような気がします。
急に大人びた感じです。

結局最後に残るのは、生身の肌で感じる思いなんでしょうね。
自分達がやってきたことでしか、自分を変える事はできないんだろうなあ。
と見守ってきた母は思いました。

青春、と一言で片付けるには軽すぎる、色んな思いを確かに
感じたようです。一生ものの宝です。

もう親の手を離れていく時期が本当にやってきたんだな、とも思いました。
息子18才秋、の嬉し淋しい母の気持ちでした。
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# by riro12 | 2008-10-07 23:58
巷の噂では、大学受験生の夏は天王山であり、
この夏を制するものが受験を制するとか。

そしてこの夏ぜひとも10時間は勉強すべき!と、
高校側も、予備校側も、なぜかバカの一つ覚えみたいに口をそろえて、
"10時間”と連呼している。

そして当事者の受験生たちは・・・。
3年になっても、掛け声ばかりで何だか受験生になりきれず、
学校行事があると、現状逃避のように、やけに熱中したりしたが、
それもあれも過去の事、すべて水に流し、心を入れ替える所存だ。
(たぶん)
さすがにこの夏を無為に過したら、「マジ、キツいっす」byDAIGO

合言葉は、ひたすら"一日10時間勉強”!

そしてどうやら息子達高三男子たちは、仲間どうし夏休みどれだけ勉強するか
口にださねど心中、競い合ってるようだ。

皆、一日に勉強した時間を記録に残しているという。息子もしかり。

中でも息子の友人の一人は、かなり徹底しているという。
カレは、勉強時間の総合計をストップウォッチではかっているらしい。

つまり、"勉強用意始め!” カチャ。と押し、
"よしこの辺で一息入れるか!” カチャ。と止める。

それを一日中やるらしい。

それを聞いたら、
受験勉強ってなかなか楽しそうかも?
と思えた。

余談;ひと夏、一日10時間勉強したら、アンタが高校生になってから勉強した時間より、
    多いと思うよと言うと、「かもね~」とうちのDAIGO息子がのたまった。
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# by riro12 | 2008-07-31 23:58
高校生の息子の、最後の体育祭が終わりました。
体育祭といっても、毎年なんだかんだ応援合戦のパフォーマンスが、
メインの祭りになっています。
息子は今年パイレーツになりました。

2ヶ月も前から、テーマ、構成から踊りの振り付けまで、
かなりの超大作の仕様で取り組むこのパフォーマンス。
学年、クラスを超えた大行事。
こういう行事に損得考えずに夢中になれるのが、
若さの持つ、愚かで素晴らしい特権なのでしょう。

3年生は進路を決めるこの時期。
彼ら、彼女の進む道は、決してエグザイルじゃないはず。
演劇の道でもお笑いの道でもないはず。
看板の絵を描いた子は、美大志望?

殺陣の練習中に5針も縫うケガをした子。
急に出られなくなった友のかわりにピンチヒッターで、
一週間で踊りをマスターした子。

みんなアホウです。

梅雨の合間に奇跡的に晴れた当日。
パイレーツになった息子は、目元をジャック・スパローのように黒くし、
髪を銀色に染めて、紙で作った剣を振り回した。
朝練、昼練、放課後練ですっかりエキスパートのようになった踊りを、
自信たっぷりに披露しました。

友人に、ジャニーズみたいにカッコよかったと言われた息子ですが、
彼の進む道は嵐でもNEWSでもないはず。

ただの踊るアホウは、完全燃焼できて本望だったようです。
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# by riro12 | 2008-06-27 23:58

営業にむかない子供達

珍しく夜、家電話が鳴ったので出ると、若い男の子の声。

「●●高校のー、3年▲組のー、・・・」と続く。
どうやら高校のクラス連絡網のようだ。
最後に「・・・夜遅くすみません」と丁寧に付け加えられたのだけど、
九時半が夜遅いのかは、ちょっと疑問。
息子に代わると、息子もちょっとびっくりした様子。

ケータイじゃなくて家電話に、息子のクラスメイトから
電話が入るなんて、何年ぶり? 
私も息子のクラスメイトの声を初めて聞いたかもしれない。

さて、息子は2人に回さねばならない。
家電話にほとんど電話をかけない世代です。
けっこう緊張しつつも、無事2軒に電話を回し終わる。

一時間後再び家電話が鳴る。

「3年▲組のー、○○ですがー・・・・・・」
おいおい、わかるけど、高校名ぐらい言ったらどう?

息子に代わると、自分が連絡網を回した子。
連絡網の後が誰だか分からないので、教えて欲しいとの事。
さっき電話した時に、言えばよかったのにー!
それとも今まで連絡網のプリントを探していたのかー!?

その後ケータイにもあいついで、
「オレの後ろの人だれだ?電話番号知ってたら教えて?」
というメールが入ったようだ。

息子のクラスは、理数系、物理・化学選択クラスで、ばりばり理系クラス。
クラスには、サイエンス部所属率が異様に高く、物静かな学究肌が多い。
と、この間の保護者会で担任が言っていた。

確かに!
連絡網がなかなかスムーズに流れない様子や、
電話の声から受ける印象から、
この子達は、将来ばりばりの営業にはむかないかも?、
と思った。

わが息子の電話をかけている様子を聞いていると、中でも一番ましだったので、
ちょっと安堵する。
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# by riro12 | 2008-06-12 00:38

テストより大事な事

高校生のテスト期間は長い。
今回の中間テストだって、気がつけばかれこれ一週間にもなる。
最後のほうには、もう飽きてくるのはわかる。
わかるんだが・・・。

試験中のある日、夕飯後、試験勉強などそっちのけで、
わが息子はしきりに髪型を気にしている。
ムースを手に取り、髪の毛を立てたり、寝かしたり、はねさせたり、
余念がない。

そしていつも床に放りっぱなしの制服をハンガーにかけ、
エチケットブラシで、埃をとったりしている。

極めつけは、なんと顔マッサージ。
以前にTVのおねえたちの特集でやっていた、
リンパを刺激するマッサージで、小顔になるというもの。
顔がぐにゃぐにゃになるまで熱心にマッサージを続け、
鏡に映った顔は、ものすごいことになっている。

なんでこんなことをやっているのかと聞くと、
明日は卒業アルバムの個人写真を撮るのだそうだ。

「テスト勉強はいいの?」と聞くと、

「卒業アルバムの写真は一生残るんだから、
万全の体制で臨まねば!」
だそうだ。

それを聞いていた妹がチャチャを入れた。
「今が一生で一番いい顔だと思っているの~?(ふふふ)」

「もしかして本当にそうなるかもしれないじゃない!」

というわけで、その日、テスト勉強はさっぱり身に入らなかったのでした。
じゃんじゃん。
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# by riro12 | 2008-06-04 23:39

部屋を片付ける

よそのお子さんの部屋の汚さが、よくブログネタになるが、
うちの息子とはきっと次元が違うはずだ。
そう思って今まで、彼の部屋の汚さについて、なかなか書けなかったのだが。
もういいや、とうとう書いてしまおう。

彼は片付ける、整理するという行為を強制されると、
今まで元気だったのが途端にぐたぐたっとなる、
特殊体質の人間なのだ。

そう思えば腹も立たない。
これは、長い間彼と付き合ってきた母親の、
自己防衛反応というやつのだ。

たとえば、部屋の隅に積まれている洋服の山について、
「この中から洗うものを出して!」
と母に言われたとする。

しぶしぶ彼はその山の中から洗う服、洗わない服、と選別を始める。
しかしたったニ、三枚選別しただけで、
「疲れた~、もうダメだ~!」
とねそべってしまうのだ。

いくら何でもダラシなさすぎはしないか??

最近一番呆れた極めつけ。
3月に、新学年で使用する新しい教科書を学校で購入した。

当日は、大量の教科書等を買うため、彼の持っている一番大きい
エナメルのスポーツバッグを持っていった。
だから当然、そのスポーツバッグには3年生で使う教科書類一式が
入っている。購入した当日は、ね。

ところが、彼の場合、その後がスゴイ。
今現在5月のもう半ばである。

しかし3月に購入した3年生の教科書一式は、
未だにあのスポーツバッグの中にある。
(注:必要な時は、そこから出し入れしている)

今あるって事はきっと、
卒業するまで、あの中にあるに違いない・・・・。

おまけ(クリック)
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# by riro12 | 2008-05-15 21:51

最近のブログ事情

四年前、「お母さん、ブログばっかりやって」と
ブーブ言っていた我が家の長男くんも、
バンドの仲間達と共同ブログを立ち上げた。

最近の彼いわく、
「ブログって面白いね~。お母さんがハマッたわけがわかったよ」
などと別人28号のような事を言い出している。

高校生男子の書くブログはなかなか面白い。
(本当は見ちゃダメと言われているんだけど、ここは当然見るでしょ?)
仲間内のブログなので不確定多数に読まれることを想定していないところに、
まあまた味がある。
というか、親世代がとっくに失った忘れた、生々しい〝青春”が、
そこにはいっぱい詰まっているのです。
もちろん、イマ風の青春だけれど。
今の子供達は文章を書けないと言われているけれど、
なかなかイケテるんじゃないの?と私は言いたい。
問題は、自ら自由に書きたくなる場所の提供?、かなと思う。


そうそう娘の友人たちも何人かブログをやっている様子。
主に学校のことを書いているみたいだ。
しかし、最近とみに家ではな~んにも話さない(話す時間がない?)
娘の学校の様子を、友人のブログで知ることとなっている今日この頃。
(ああ、今日席替えがあったのね)とか。

まあ、これも時代ですかね。
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# by riro12 | 2008-05-02 23:57 | 子供たちのこと

始めちゃいます。

某ブログを始めて、かれこれもう4年になろうかと。
非日常のブログが、日常に変わるまで、
あっという間の4年。
小さかった子供達もずいぶん大きくなりました。

今やもうブログなんて全然珍しくない、そんな時代です。
子供達もそれぞれ、ブログに関わる年代となり、
子供ネタは非常に書きづらい。
そこで一念発起。

こちらを子供達に内緒のブログにして、
受け皿にしようと思います。

内容は今までと大きく変わらず。
難しい年頃の子供達のことを、
一度は通る道だよね?、
と確認しながら、
書きとめていければいいと、思っています。

こんなブログですが、気が向いた方は、
どうぞ時々のぞきにやってきてくださいな☆

riro12世 
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# by riro12 | 2008-05-01 10:25 | わたくしごと